介護休業申出書の書き方と記入例|給付金条件・提出期限を徹底解説

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介護休業申出書の書き方と記入例|給付金条件・提出期限を徹底解説
介護休業申出書の書き方と記入例|給付金条件・提出期限を徹底解説
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家族の突然の病気やケガ、認知症の進行などにより、介護と仕事の両立という重い局面に直面するビジネスパーソンは後を絶ちません。仕事を手放さずに体制を整えるための最も強力なセーフティネットが「介護休業」ですが、現場では「介護休業申出書をどのように書けばいいのか」「提出期限や給付金の申請手順が複雑で分からない」という切実な声が数多く寄せられています。

育児・介護休業法に基づく制度改革が進み、企業による介護離職防止の周知や意向確認が一段と強化されている現在、制度の正しい活用法を知ることは自身のキャリアを守る絶対防衛ラインとなります。会社への手続きを滞りなく進め、最大93日間の休業と給付金を確実に活用するための実践手順を、現場のリアルな実態とともに詳解します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:介護休業申出書は休業開始予定日の「2週間前」までに提出が必須であり、対象家族1人につき通算93日・最大3回まで分割取得できる。
  • 要点2:休業期間中は雇用保険から賃金の67%相当が「介護休業給付金」として支給され、社会保険料免除と非課税措置により手取りの約8割がカバーされる。
  • 要点3:休業の本質は「自ら直接介護すること」ではなく「仕事と介護を両立できる外部体制を構築すること」であり、会社の不当な拒否は違法となる。

【2026年最新】介護休業申出書の書き方と記入例|提出前に確認すべき必須項目

介護休業を開始するには、労働者が勤務先に対して「介護休業申出書」を書面または電磁的記録で提出する必要があります。会社所定のフォーマットが存在しない場合は、厚生労働省が公開している介護休業申出書テンプレート(モデル様式)をダウンロードして使用するのが最も確実です。

厚生労働省の標準様式に準拠した介護休業申出書の書き方における主要項目と、記入時の具体的な注意点を整理しました。

【主な記入項目と記載のポイント】

  • 申出年月日・宛先:書類を作成・提出する日付と、代表取締役または人事担当責任者の役職・氏名を記入します。
  • 申出者情報:所属部署、氏名、連絡先を正確に記載します。
  • 対象家族の要件:介護対象となる家族の「氏名」「続柄」「生年月日」を明記します。法律上の対象家族は、配偶者(事実婚含む)、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹、孫です。同居や扶養の有無は問われません。
  • 要介護状態にある理由:具体的な負傷・疾病名、および「2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態」であることを客観的に記入します。
  • 休業期間:「休業開始予定日」から「休業終了予定日」までの期間を指定します。
  • 過去の取得実績:同一の対象家族について過去に介護休業を取得したことがある場合、その日数と回数を記載します(通算93日・最大3回まで)。

特に実務上、多くの人が頭を悩ませるのが「介護休業の理由書・理由欄の書き方」です。単に「親の介護のため」と書くだけでは、会社側やハローワークで状態の深刻さや休業の妥当性が判断しづらいケースがあります。以下の介護休業の理由書・記入例文を参考に、具体的な状況を簡潔に記述してください。

【介護休業 理由書の書き方例文】
「実母が〇月〇日に脳梗塞で倒れ急性期病院に入院後、〇月〇日より在宅療養へ移行予定。歩行困難および認知機能の低下が見られ、日常生活動作全般に介助を要する状態(要介護度2相当)であるため。退院に伴う在宅ケアプランの策定、デイサービス・ショートステイの契約締結、およびバリアフリー改修の立ち会いを行い、仕事と介護を両立できる体制を構築するため休業を申請いたします。」

申出書を受理した会社側は、速やかに「介護休業取扱通知書」を労働者へ交付する義務があります。この通知書には、休業の承認可否、開始日・終了日、休業期間中の賃金取り扱いなどが明記されているため、手元に届いたら必ず内容を確認し保管してください。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:mikata-prod-contents-440744245934.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com)

介護休業給付金の申請手続きと受給要件|手取り約8割を維持する経済的支援

介護休業期間中の無収入リスクを補填するために用意されているのが雇用保険の介護離職防止・雇用保険手続きの中核をなす「介護休業給付金」です。この制度を活用することで、休業前賃金の67%が支給されます。

給付金は非課税であり、さらに休業期間中の社会保険料(健康保険・厚生年金保険)は免除されるため、実質的な手取り額は休業前の約80%が維持されます。経済的な不安から無理な二重生活を強いられるのを防ぐための強力な支柱です。

【介護休業給付金の決定的な受給要件】

  • 休業開始日前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること(各月で賃金支払基礎日数が11日以上、または賃金支払対象時間が80時間以上ある月)。
  • 介護休業期間中の各支給単位期間において、休業日数が20日以上あること(就業している日数が10日以下、または80時間以下であること)。
  • 休業終了後に職場復帰することを前提としていること(休業開始時点で退職が確定している場合は対象外)。

給付金の申請手続きは、原則として勤務先の会社を経由して管轄のハローワークへ行います。労働者本人が直接ハローワークへ行く必要はなく、介護休業申出書の提出時に「介護休業給付金の申請希望」を会社の人事・労務担当者に伝えておくのがスムーズです。休業終了日の翌日から2か月を経過する日の属する月の末日までに会社がハローワークへ支給申請書を提出します。

【データ一覧】介護休業制度の取得要件と2026年最新ルール

育児介護休業法の段階的な法改正を受け、介護離職防止に向けた企業の義務は大幅に強化されています。制度の基本スペックと最新の雇用環境ルールを一覧で比較・整理しました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価
休業可能日数・回数対象家族1人につき通算93日まで、最大3回まで分割取得可能1回でまとめて取得するケースが約6割初期の体制構築期、状態悪化時、施設移行期に分けて分割取得するのが最も効果的。
提出期限休業開始予定日の2週間前までに書面・電子提出育児休業(1か月前)より短い設定介護の発生は突発的であるため法的に短納期が認められているが、発覚時点で即座に上司へ一次共有すべき。
給付金支給額休業開始時賃金日額の67%(非課税・社保免除)手取りベースで休業前の約80%無給期間の生活破綻を防ぐ十分な水準。支給時期が休業終了後2〜3か月後になる点のみ事前の資金計画が必要。
対象家族の要件配偶者、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹、孫同居・扶養要件は一切なし「離れて暮らす義理の親」でも対象となる。ネット上の誤った古い同居要件情報に惑わされないよう注意。
企業の法定義務40歳到達時の個別周知・意向確認、研修・相談窓口の整備従来は従業員からの自発的申出任せ企業側に「隠れ介護」を放置させない法制度が完成。従業員は躊躇せず制度利用を申し出てよい環境が整備された。
活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:template-run.jp)

【実態検証】「会社に拒否された」は違法?現場トラブルの防衛策

介護休業の取得にあたり、現場で依然として発生しているのが職場でのハラスメントや会社側からの難色です。SNSや知恵袋、労働相談窓口には「上司に『繁忙期だから介護休業は認められない』と言われた」「休職するならパートになってほしいと促された」といった生々しい体験談が散見されます。

結論から述べると、要件を満たした労働者からの介護休業申出を会社が拒否することは違法です(育児・介護休業法第6条・第12条)。

育児・介護休業法において、介護休業は労働者に認められた法的な権利(形成権)です。会社に拒否権や裁量権はなく、申出書が適法に提出された時点で休業の権利が発生します。就業規則に規定がない場合であっても、法律の規定が優先されます。

【例外的に拒否が認められる唯一のケース】
会社が労使協定を締結している場合に限り、以下の労働者を介護休業の対象から除外することができます。

  1. 入社1年未満の労働者
  2. 申出の日から93日以内に雇用関係が終了することが明らかな労働者
  3. 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

上記に該当しないにもかかわらず「人手不足」「前例がない」といった理由で拒否することや、休業取得を理由とした降格・減給・解雇などの不利益取り扱いは、同法第10条・第16条で明確に禁止されています。不当な扱いを受けた場合は、社内のコンプライアンス窓口だけでなく、都道府県労働局の「雇用環境・均等部(室)」へ相談し、行政指導を求めることが可能です。

一般に知られていない盲点と誤解|「自力で介護するため」に休んではいけない

多くのビジネスパーソンが陥る最大の誤解は、「介護休業は、自分が付きっきりで親の介護をするための時間である」と思い込んでしまうことです。この誤解こそが、深刻な介護離職やメンタル不全を引き起こす最大の要因となっています。

介護休業期間は最大でも「93日」しかありません。一方で、高齢者の介護期間は平均して4年から5年、長ければ10年以上に及びます。自らが専従でオムツ交換や食事介助を行うために休業を使ってしまえば、93日が経過して職場復帰した瞬間に介護の担い手がいなくなり、結果として離職せざるを得なくなります。

【介護休業93日間の正しい使い道】

  • 要介護認定の申請と確定:地域包括支援センターに相談し、要介護認定の調査・判定を受ける。
  • ケアマネジャーの選任とプラン策定:信頼できるケアマネジャーを見極め、平日の昼間にデイサービスやヘルパーを組み合わせたケアプランを構築する。
  • 介護サービス・施設の契約と試行:ショートステイや特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの見学・申し込みを行い、親が外部サービスに慣れる期間を設ける。
  • 家族間の役割分担と資産確認:親の年金・預貯金額を確認し、「介護費用は親の資産から賄う」ルールを策定。兄弟姉妹間での費用・役割分担を合意する。
  • 職場復帰に向けた勤務形態の調整:短時間勤務制度、フレックスタイム、介護休暇(年5日〜10日の時間単位取得)の活用を上司・人事とすり合わせる。

介護休業とは、自分がプレイヤーとして介護をする期間ではなく、「自分が仕事に復帰した後も介護が回り続けるシステムを設計・構築するプロジェクト期間」であると認識を改める必要があります。

【プロの結論】「抱え込み介護」の心理的罠と自立したバウンダリーの築き方

日本社会には根強く「親の面倒は子が直接見るべきだ」「外部に丸投げするのは親不孝だ」という情緒的規範が存在します。家族社会学や臨床心理学の知見では、こうした意識が過剰になると、親と子の精神的な「共依存関係」を生み出し、介護者が自己犠牲の末に燃え尽きてしまう構造が指摘されています。

健全な生活とキャリアを維持するためには、親子間であっても明確な「心理的バウンダリー(境界線)」を引く勇気が欠かせません。「親の人生」と「自分の人生・キャリア」は別個のものです。プロの介護事業者に日常の介助を委ねることは、決して育児放棄ならぬ介護放棄ではなく、長期的な共倒れを防ぐ唯一の合理的判断です。

【向いている人・慎重になるべき人の判断基準】

  • 介護休業を活用すべき人:「外部サービスを徹底的に手配し、自走する体制を整えたい人」「平日の日中に役所やケアマネ、病院との調整を集中して行いたい人」「93日後に仕事へ完全復帰する意思がある人」。
  • 休業取得に慎重になるべき人:「自分が付きっきりで世話をしようと考えている人(離職リスク極大)」「親の資産状況を確認せず、自分の給与から介護費用を補填しようとしている人」。
公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:data.design-ac.net)

【介護休業申出書】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:介護休業申出書はいつまでに提出すべきですか?2週間前を過ぎてしまった場合はどうなりますか?
A1:法律上の提出期限は「休業開始予定日の2週間前まで」です。急な病状悪化等で2週間を切って提出した場合でも、会社が即座に拒否できるわけではありませんが、会社側は申出があった日の翌日から起算して2週間以内の日を「新たな休業開始日」として指定する権利(開始日繰下げ変更)を持ちます。突発的な事態であっても、可能な限り早く会社に第一報を入れ、申出書を提出してください。

Q2:会社に所定のテンプレートがありません。自作した書式でも受理されますか?
A2:会社に専用フォーマットがない場合は、厚生労働省のモデル様式や一般的なテンプレートを自作・印刷して提出して全く問題ありません。法律で定められた必須項目(申出日、申出者情報、対象家族の氏名・続柄、要介護状態にある理由、休業期間、過去の取得日数)が網羅されていれば法的に完全に有効です。

Q3:申出書を提出する際、医師の診断書や要介護認定通知書の添付は法的に必須ですか?
A3:育児・介護休業法上、申出書への診断書や介護保険被保険者証の添付は義務付けられていません。会社側が添付を求めること自体は就業規則で規定されていれば可能ですが、診断書の発行には時間と費用がかかるため、診断書の未提出を理由に休業申出を拒否することは違法(厚生労働省指針)とされています。要介護認定の申請中である旨を理由欄に記載することで申出は有効に成立します。

まとめ:介護離職を防ぎ、キャリアと家族を守るための第一歩

家族の介護は、ある日突然として訪れます。混乱の中で焦って会社を辞めてしまう「介護離職」は、再就職の難航や生涯賃金の激減を招き、介護が終わった後の人生設計を大きく狂わせます。

介護休業制度と介護休業給付金は、まさにその破局を防ぐために国が用意したセーフティネットです。休業期間の93日間を「直接介護する時間」ではなく「外部の専門職とともに介護体制を盤石にする期間」として捉え、速やかに介護休業申出書を作成・提出してください。適切な制度利用こそが、大切な家族と自身のキャリアの双方を守る最も賢明な選択です。 (出典: 介護 休業 申出 書(Yahoo!ニュース)

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